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森鵰侠侶、すっこ~んと伊勢に行く! その6 [森鵰俠侶]

 いよいよ下巻!


義経〈下〉 (文春文庫)

義経〈下〉 (文春文庫)

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/02
  • メディア: 文庫





 五時に、鳥羽駅に、旅館からお迎えが来るので、五時まで一番館で、パールのアイスクリームを食べたりして、かなりご満悦の森鵰侠侶。

 一番館を出ると、五時だというのに、もう真っ暗。さすがに、冬は夜が早い。

 送迎バスに乗り込む。この時間の送迎は、森鵰侠侶だけらしい。店の主人らしい運転手と、旅の話をしながら、宿へ。

 (なかなか感じのいい主人だ)

 半時ほどバスに揺られると、ほどなく旅館に着いた。外観は、旅館というより、ホテルだ。

 フロントで、チェックインを済ませると、三階の部屋へ通される。

 和室のいい感じの部屋だ。

 夕飯は6時からなので、荷を解き、お茶でも飲んで、少し一服。考えたら、朝から今まで、昼ごはんを除くと歩き詰めだ。

 去年は、鳥羽駅近くのホテルで、「伊勢海老三昧」だったのだが、今年は、御前が、「あわびの刺身を食べてみたい」というのと、たくいたが、「どうしても温泉に入りたい~」ということでこの宿にした。食事も楽しみだが、温泉も楽しみだ。

 食事!

 たくいたにとっては、伊勢神宮の次のメインイベント。伊勢海老三昧とはいかないまでも、伊勢海老、一人二尾~!

 食事は、一階の個室になっている部屋へ通される。とはいえ、壁が薄い。

 座敷を上がると、

夕飯.jpg

 前菜と、舟盛と網焼きに使う食材が、デ~ン!とテーブルの上に置かれている。

 (これ、二人で食うの!?)

 と驚きつつも、たくいたは、驚いた素振りも見せず、

 「御前、心ゆくまで食べよ」

 と言った。宴の始まりである。

食材!.jpg

 とりあえず、伊勢海老以外の食材を、網の上にのせる。そして、焼けるのを待つ「つなぎ」として、舟盛を食べる。

 伊勢海老・鮑・さざえ・鯛・かんぱち・いか・平目……

 適当につまみながら、遠慮がちな御前の醤油の中へ、平目の縁側や鮑を入れる。

 「昨日はさぞかし疲れたであろう。そなたは昨夜はほとんど食しておらぬ。遠慮せずともよい。食べよ」

 この旅の前の日も、実は宴があったのだが、気の利かない女性が料理を取り分けたため、下座に座らされた新郎新婦の侠侶の分が計算に入ってないらしく、料理はほとんど回ってこなかった。

 「主役をそっちのけで、勝手に楽しんだ」

 と公言するくらいに、周りの人たちの分だけを取り分けて、楽しんではったという。見たら、幹事は、上座で、飯バクバク食ってるし…… 
 最後、それで料金もしっかり徴収されたのだから、驚きである。わざわざ新郎新婦を呼んだ宴にしては、いや~なかなか変わった趣向の宴であった。

 そんなことがあったので、より御前には、楽しんで欲しい旅なのだ。

 「殿、鮑の刺身って美味しいわ~」
 「伊勢海老の刺身がプリプリです~」

 喜ぶ御前を、嬉しそうに見るたくいた。

 すると、うっすい壁越しに、おばちゃんと女将のやりとりが聞こえる。

 「どうやってこれ焼くの?これ、焼けてるの!?」
 「網の上にのせてください。まだ、火が通っていませんよ!」

 「火が通ってるかどうかも分からんみたいだね」
 思わず言うと、
 「料理、普段からせんのがまる分かりだね」
 と御前。
 「見たら分かるやんね~」
 と、二人で顔を合わせて笑った。

伊勢海老~.jpg

 伊勢海老を焼く!

 この前くらいに、突然、若女将が、
 
 「牛角煮です。あったかいうちに食べてくださいね」

 蓋を開けてみると、たしかに冷めるとラードが固まりそうな角煮である。網焼き、つなぎに刺身、ときどき角煮。侠侶も、さすがに腹が膨れてきて、目眩がしてきた。

 「御前、ご飯は食べるな!おかずに専念するのだ!!」

 すると、今度は、

 「かきフライです」

 これが、熱々で、ジューシー。

 さすがは、伊勢。海産物が美味い。

 とどめは、牡蠣の入った小さい鍋が出てきた。その頃には、侠侶、撃沈……

 「モリーさん、要るね……」

 御前は、うな垂れながら、そう呟いた。

 部屋に帰ると、目眩で半時、意識飛んだゼィ……

 そして追われるように、温泉へ。

 貸切風呂みたいに、男湯は、たくいた一人~♪

 「朕は満足じゃ~♪」

 部屋に帰ると、満腹と温泉と酒で、歯も磨けんまま、夢の世界へ、GO!

 伊勢の宿は、素晴らしい~~~

 そんな森鵰侠侶が泊まった宿は、ココ。

 

 


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コメント 6

迷子

たくいた&しうぐーご夫妻
伊勢志摩を楽しんでますねえ。
こうやって読ませてもらってると、見慣れた景色もなんか新鮮。
ところで・・・天ぷらとあらだきとカキ飯はなかったんですか?
浦村とかでなら、上の量は標準ではないかと・・・・
うっかりビールなんか頼むと、共倒れ…
ちなみに、もっと奥志摩のほうへ行くと、これに、酢ガキとか茶碗蒸しとか生ガキとかムニエルとか海老フライまでついてきたりするようなもっとすごいところもあります。モリーさんつきのときにはご紹介しますね。

by 迷子 (2008-12-11 23:11) 

新選組副長助勤たくいた

>迷子さん
 うっかりビールなんか二杯も飲んでしまいました。アハハ
 あれで標準ですか…… 伊勢、おそるべし!
 食事終わると、目がショボショボで、即、夢の中でしたよ。

 そうですね!モリーが付いてくるときは、紹介してくださいね!
by 新選組副長助勤たくいた (2008-12-12 01:14) 

阿銀

>モリーさんつきのときにはご紹介しますね。
迷子さん、モリーと一緒に泊まりたいのでは?(赤面)

たく隊長、ダブルデートが実現するやもしれませんぞ!その時は4人で黒T着てね!

by 阿銀 (2008-12-12 17:02) 

迷子

阿銀さ~~ん
もりーさんは、どうぞご自由にお引き受けください。
当方は一切関知いたしません・・・
横レス失礼しました。
by 迷子 (2008-12-13 00:08) 

新選組副長助勤たくいた

>阿銀さん
 モリーも喜ぶと思います。
 女子と酒のみて~と切実なメールが着ておりましたから。

 黒Tですか!?
 じゃ、夏の伊勢志摩ですね!
 おっほっほ
by 新選組副長助勤たくいた (2008-12-13 12:48) 

新選組副長助勤たくいた

>迷子さん
 ええ~!?
 4人で黒Tダブルデートで、夏の伊勢志摩計画はボツですか…
by 新選組副長助勤たくいた (2008-12-13 12:50) 

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